月330時間勤務していた元居酒屋店長が解説する【ブラック企業の特徴6選】

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こんにちは、元居酒屋店長のくっきーです。

あなたは今勤めている企業に満足していますか?

10年後も今の会社に勤めていきたいと思っていますか?

この記事は元ブラック企業勤めだった僕があなたの会社が本当に今後も勤めていく価値がある企業なのか考えていくための記事です。

☆こんな人におすすめの記事☆
  • 初めての就職先で他の会社との比較ができない
  • 辛いと感じているが、自分の頑張りが足りていないだけかも…
  • このまま今の企業に勤めていても大丈夫か心配
  • 自分より頑張っている人がいるのに、ただの甘えなんじゃないか

今勤めている仕事が辛かったり、疑問を感じている方はこれを読んで一度ゆっくり考えてみましょう。

目次

月平均330時間勤務していた居酒屋時代

僕は高校卒業後飲食店にて勤務を始め、21歳の時に居酒屋の店長として就任しました。

店長になれた理由は運と仕事に対する情熱があったからです。本当にそれだけ。

しかし僕を待っていたのは毎日12~15時間の長時間労働と残業代0の低賃金、

週に一度休みがあるかないかというお金も時間もない過酷な環境でした。

そんな僕も24歳のとき「このままここにいてはマズイ!」感じ脱出のための行動を取り、

その結果現在は海外に在住し超ホワイトの企業に就職することができました。

成功

その過程につきましては、後日また別の記事で公開していきます。

今回の記事では勤めている会社がブラック企業が気になるあなたに、

あなたが勤めている企業がこのまま続けていく価値があるのか確かめることが出来ます。

この後ご紹介していく項目が今勤めている企業にいくつ当てはまるか確かめてみて下さい。

最初に一番大事なことをお伝えします。

働いていて辛かったり、頑張れない自分を甘えだと思っているあなた。

会社の上司や同僚の基準ではなく、

自分自身の基準で今の会社が適しているのか自分自身に問いかけてみて下さい。

①有給がない

入社してから一度も有給の話を聞いたことがない、誰も有給を取っているところを見たことがないという会社は危険信号。
有給を取れるのは労働基準法という法律で定められた労働者全員が持つ権利です。

リンク:有給休暇とは? 雇用主の義務と違反による罰則 | Yahoo!

もちろん会社の繁忙期など事情も考慮していなかったり、あまりにも直前の有給申請などは会社側も困ってしまうかと思いますが

欠勤などもなく一定の期間勤続しているのに1年中有給を使うことが出来ないのは社員を駒として使い倒すブラック企業の特徴の一つです。

駒

②どんな事情があろうと休めない

①の有給がない、にも共通していますがブラック企業は勤務体制が辛いため人の入れ替わりが激しく人が足りていないことが多いです。


そのため体調不良で辛かろうと家族との大切な予定があろうと、その日の勤務で必要な人員が足りていなければ必ず出勤しなくてはいけません。

職種によっては繁忙期などの限られた期間、休みを取るのが困難な時期があるかと思いますがブラック企業は年中どの期間でも休みが取れないことが当たり前。

僕が居酒屋店長だった頃、休みが取れず3か月間休みなしで年末年始の繁忙期に連勤し倒れる寸前まで疲弊しきった経験がありました。

体調不良

連勤をすればするほど脳も身体も疲れ切って動かなくなり作業効率が著しく低下します。
元気な時は「こんなに連勤しなければいけないなんておかしい!」と思えるはずなのに、連勤が続くと本当に気づけなくなってしまうんです。

あなたの大切な健康と人生の時間を平気で踏み倒してくる企業は間違いなくブラック企業です。

③自己責任の範囲が広すぎる

自分の裁量で仕事に携わっていけるのはとてもやりがいがありますよね。

しかし本来会社が守ってくれるべき部分まで個人の責任として押し付けてくるのは会社としての責任を果たしていないと言えるでしょう。

部署や店舗に人員が足りないのに広告費が足りないからと募集をしてくれなかったり

自分で友人・知人などを紹介して補充するよう強要されたり。

責任感のある方ほど会社の期待に応えようと要求されたことを自分でやってしまいがちですが

それは本当に自分がやるべき仕事の範疇であるのか、一度立ち止まって考えてみて下さいね。

④福利厚生がない

ブラック企業は会社の利益を1円でも多く経営者の手元に残しておきたいため

労働者にはお金を出したがりません。


2021年現在、法律上では社会保険など何らかの福利厚生が受けられるはずですが

未だに法律の隙をついて福利厚生がついていない企業が存在するのです。

リンク:「福利厚生」とは何か? 種類や6つのメリット、企業事例を解説

僕の勤めていた企業は健康保険・国民年金・雇用保険などが一切ついておらず

その代わり謎の「福利厚生」という項目で毎月給料から1,000円引かれていました。(笑)

社員誰一人としてその福利厚生によって労働者側が何のメリットを得ていたのか知りませんでしたが、怖くて社長に聞ける人はいませんでした…。

金持ち

⑤長時間勤務

こちらも業種によっては拘束時間が長くなってしまうこともあるかもしれませんが、

日本の法律では休憩時間を除いた1日の労働時間は8時間までと定められており

それ以上勤務するには労働者と雇用主間にて協定を締結し労働基準監督署に提出しなくてはなりません。

もしあなたの職場が休憩時間ももらえず(飲食店などのお店が混んできたら勤務再開などは休憩時間に含まれない)、
残業代も出されず8時間以上勤務するのが当たり前の場合ブラック企業に認定されることでしょう。

⑥上司のモラハラ・パワハラが横行している

上司からの精神的ないびりや暴力が当然のように認められている会社は間違いなくブラック企業です。

ブラック居酒屋


上司自身の人間性に問題があるのももちろんですが、上司自身も会社に使い倒され限界を迎えている可能性も。

また上司とそのさらに上の上司とのコミュニケーションが上手く取れておらず、連携が取れていない会社なのかもしれません。

自分自身がその上司のようになる前に脱出しましょう。

最後に

あなたはいくつ当てはまりましたか?
上記の特徴、実はほぼ全て僕が居酒屋勤務時代に体験してきた内容です。

僕の勤めていた会社は勤務体系こそブラックでしたが人情味のある人が多くたくさんのことを学びました。
あの7年間を後悔することはなく感謝もしていますが、もう戻ることはないでしょう。

旅

あなたが今特殊なスキルやその人からしか学べない専門的な内容を教えてもらっているのであれば

今の企業に勤務し続ける意義はあるかもしれません。

しかしそうでないのであればブラック企業に搾取し続けられる人生から早々に卒業し、

一歩踏み出して自分の人生の豊かにすることが出来る企業との出会いを探しに行きましょう。

今後の記事では僕がブラック企業を脱出し、海外の大手・超ホワイト企業に就職し現地にて勤務することになった過程などをご紹介していきます。

ブラック企業で使い倒される人生から卒業したいあなたの手助けになれればと思います。

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